演劇界に新たな風を吹き込む画期的なプロジェクトが始動した。演出家・岩井秀人がプロデュースする人気舞台企画「いきなり本読み！」が、初の台本公募「『いきなり本読み！』台本アワード」を開催する。最優秀賞には賞金50万円と「いきなり本読み！」本番での上演権が贈られる。

「いきなり本読み！」は、俳優たちが当日初めて目にする台本を舞台上で読み合わせるという、斬新な演劇体験だ。岩井秀人は「出来上がった作品を見るより、稽古場の方が絶対おもしろい！」という発想から、この企画を生み出した。観客は俳優、台本、演出が絡み合い、ドラマが立ち上がる瞬間をリアルタイムで体感できる。

今回の台本アワードでは、「初見で面白く、演じる楽しさがある」作品を求めている。岩井は「小難しいテーマや完璧な構成ではなく、力を持った作品を探している」と語る。受賞作品は「いきなり本読み！」の本番で上演され、レパートリー化される可能性もある。

応募資格は日本語での応募が可能な方であれば、年齢・国籍、プロアマ、ジャンルは問わない。作品は14000〜17000字で完結し、物語性と明確なキャラクター描写が求められる。締め切りは2025年8月31日。結果発表は2025年9月末頃を予定している。

岩井秀人は「『あの賞もらってたら、マジで面白いらしいよ』そう言われる賞にしていきたい」と意気込みを語っている。この機会に、あなたの物語が舞台で命を吹き込まれる瞬間を創造してみてはいかがだろうか。詳細は公式HPで確認できる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000156742.html