東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が運営する「START Box」。若手アーティストの創作活動を支援するこのプロジェクトの集大成ともいえる展覧会「START Box EXHIBITION vol.4」が、2025年8月23日から31日まで開催される。会場は、世界中のイノベーションの結節点を目指す「Tokyo Innovation Base （TIB）」1階だ。

本展覧会では、9名の気鋭のアーティストによる作品が一堂に会する。尾形凌、齊藤隆嗣、國分蘭、山田ゆり、眞鍋美祈、小林誠一、大久保迪子、馬渕一樹、笹原花音といった面々が、日頃のSTART Boxでの活動の成果を披露する。来場者は、これらのアーティストたちの創造性あふれる作品を間近で体感できるだろう。

展示だけでなく、ギャラリーツアーやディスカッション、トークイベントなども予定されている。特に注目すべきは、8月27日に開催される「YAU SALON」だ。アーティストの南条嘉毅氏や寺田倉庫株式会社の鶴岡優子氏を迎え、芸術文化と企業の交流を深める対話イベントとなる。また、8月31日には松本美貴子氏（ポーラ ミュージアム アネックス ディレクター）をゲストに迎えたアーティストトークも開催される。

入場は無料で予約不要。ただし、会場入場にはアプリの登録が必要となるので注意が必要だ。アートを通じて都市のイノベーションを促進する「有楽町アートアーバニズム YAU」の協力のもと開催されるこの展覧会は、アートとビジネスの新たな可能性を探る貴重な機会となりそうだ。

若手アーティストの創造性と、都市空間の新たな活用法が融合する「START Box EXHIBITION vol.4」。東京の文化的活力を体感できる9日間の芸術の祭典に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000862.000038211.html