色彩豊かな作品で知られる伊賀敢男留の個展が、HERALBONY LABORATORY GINZA Galleryにて開催される。「異彩を放つ vol.2 伊賀 敢男留個展 - Kaoru Iga Solo Exhibition -」と題された本展は、2025年8月13日から9月15日まで行われる。

伊賀敢男留は2015年から本格的に作品発表を始め、絵の具やパステル、色鉛筆など多彩な画材を自在に操る。その作品は音楽のようなリズムと余韻を持ち、観る者の心に静かに語りかける。20年以上チェロを学んできた伊賀にとって、音楽もまた重要な表現手段の一つだ。

本展では、伊賀の近年の作品を中心に、10年間の創作活動の軌跡を辿ることができる。《窓に雨》や《夜景》、《夏の思い出》など、様々な技法と素材を用いた作品が展示される予定だ。また、9月6日には伊賀本人によるチェロミニコンサートも予定されており、視覚と聴覚の両面から伊賀の世界観を体験できる貴重な機会となりそうだ。

HERALBONYでは伊賀の作品を用いたプロダクトも展開しており、オープンカラーシャツやトートバッグ、ハンカチーフなど、日常に彩りを添えるアイテムが用意されている。これらは会場やオンラインストアで購入可能だ。

HERALBONY LABORATORY GINZAは、「アートを通じて社会の境界をなくす実験場」をコンセプトに掲げている。障害のある作家のアート活動を支援し、新しい価値観との出会いを提供する空間として注目を集めている。

色彩が奏でる10年の軌跡、伊賀敢男留の世界。銀座の街に異彩を放つこの個展は、アートファンはもちろん、新しい表現に触れたい人にとっても見逃せない機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000446.000039365.html