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大阪・関西万博で熱狂!デジタル学園祭2025、高校生がテクノロジーの頂点に

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報道発表
プレスリリースより

2025年7月、大阪・関西万博の会場が若きクリエイターたちの熱気に包まれた。一般社団法人デジタル人材共創連盟が主催する「デジタル学園祭2025」が開催され、全国から集まった中高生やU-25世代が最先端のデジタル技術を駆使した作品を披露したのだ。

3日間にわたって行われたこのイベントでは、プログラミングやゲーム開発、AIなど多岐にわたる分野の作品が展示された。特に注目を集めたのは、若手テッククリエイターの発掘を目的とした「S×PARKアワード」だ。驚くべきことに、高校生・高専生が各部門のグランプリを獲得する快挙を成し遂げた。

クリエイティビティ部門では、群馬県立高崎高等学校の久保晃市さんが「アナログ的な操作でデジタル管理できる忘れ防止装置」でグランプリを受賞。フューチャー・インパクト部門では、鹿児島情報高等学校の「ちーむめだか」が「飲食店の来客予想AI」で栄冠を手にした。これらの作品は、実用性と革新性を兼ね備えており、審査員を魅了したという。

会場には2日間で18,418人の来場者が訪れ、若者たちの斬新なアイデアに触れた。展示だけでなく、世界最大級の学生グローバルピッチコンテスト「Youth Innovation EXPO」や、U-22ゲームクリエイターを育成する「JAPAN INDIE GAME CREATOR ONE CONTEST 2025」なども開催され、会場は終始活気に満ちていた。

このイベントは、単なる成果発表の場にとどまらず、教育と産業、地域と世界、世代と世代をつなぐ新たな共創の場としての役割も果たした。さくらインターネットやMIXIなど、先端技術を持つ企業の展示も行われ、若者たちに刺激を与えた。

デジタル学園祭2025は、デジタル社会を担う次世代の人材育成に大きな一歩を記した。今後、ここから生まれたアイデアや技術が、どのように社会に還元されていくのか。若きクリエイターたちの挑戦は、まだ始まったばかりだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000109372.html