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愛知県全編ロケ!話題の小説『世界から守ってくれる世界』が映画化決定、多様性を描く感動作

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報道発表
プレスリリースより

第7回暮らしの小説大賞受賞作『世界から守ってくれる世界』の映画化が決定した。株式会社dnuof(ディーナオフ)が企画・プロデュースを手がけ、2026年に愛知県での全編撮影を予定している。

本作は、「普通に生きること」に葛藤を抱える少年少女たちの姿を通して、誰もが「ありのままの自分」を受け入れられる社会の実現を目指す物語だ。原作は塚本はつ歌氏による同名小説で、14歳の主人公・薫子と、セーラー服姿で登校するクラスメイト・中鉢章雄の関係性を軸に展開する。

映画化にあたり、企画・監督を務める前田直樹氏は「簡単に答えの出すことのできない課題に寄り添っていける映画を作りたい」と意気込みを語る。愛知県での撮影にこだわる理由として、ロケーション探しの際に見つけた場所が原作小説のシーンにぴったりだったことを挙げている。

本作の特徴として、地元の若者たちが映画制作に参加できる機会を設けることも計画されている。10代、20代の若い世代にエキストラやスタッフとして参加してもらい、映画制作を身近に感じてもらう狙いだ。

また、本作はSDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」や目標10「人や国の不平等をなくそう」、目標16「平和と公正をすべての人に」の推進にも寄与する内容となっている。

映画『世界から守ってくれる世界』の公式HPが7月30日にオープンし、賛同企業からの支援受付も開始された。完成後は国内外の映画祭出品を経て、2028年の劇場公開を目指している。

多様性や自己受容をテーマにした本作が、どのような映像作品として結実するのか。愛知県の魅力とともに、注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000161506.html