アフラック生命保険株式会社が、「味の変わるレストラン」で国際的なPRアワードを受賞した。この企画は、がん患者が経験する「味覚の変化」を一般の人々に疑似体験させることで、がんに伴う日常生活の変化や不安について理解を深めることを目的としている。

「IPRA Golden World Awards 2025」のReputation and brand management部門で最優秀賞を、「PR Awards Asia - Pacific 2025」のCause-Related - Public Awareness部門でゴールドを獲得したこの取り組みは、がんに関する社会的課題に対する意識向上に貢献したと評価された。

アフラック生命は1974年に日本初のがん保険を提供する保険会社として創業して以来、「がん保険のパイオニア」としての地位を確立してきた。今回の「味の変わるレストラン」は、同社の＜あなたによりそうがん保険 ミライト＞の発売に合わせて今年3月に期間限定でオープンした。

この取り組みは、がん患者とその家族が直面する課題に光を当てることに成功した。味覚の変化という、一般的にはあまり知られていないがん治療の副作用を体験できる場を提供することで、社会全体のがんに対する理解を深める契機となった。

アフラック生命の代表取締役社長である古出眞敏氏は、「当社は今後も独自の資源と専門性を活かし、社会的課題の解決に取り組んでいく」と述べた。

「味の変わるレストラン」の成功は、保険業界におけるCSR活動の新たな指標となる可能性がある。アフラック生命の今後の展開に注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000290.000035597.html