世界を席巻!柚木麻子『BUTTER』が100万部突破、日英リバーシブルカバーで新たな魅力を発信
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柚木麻子さんの長編小説『BUTTER』が、世界中で大きな反響を呼んでいる。この度、全世界累計100万部を突破し、日本国内では35万部以上、イギリス版では45万部以上のベストセラーとなった。この快挙を記念して、日英限定のリバーシブルカバーが登場した。
『BUTTER』は、男性優位社会への疑問や、自己ケアと緩やかな連帯の重要性を問いかける社会派小説だ。主人公の梶井真奈子は、「フェミニストとマーガリン」を嫌悪し、男性たちの財産を奪って殺害した容疑で拘置所に収監されている。週刊誌記者の町田里佳が彼女と面会を重ねるうちに、自身の人生観が変化していく様子が描かれている。
特筆すべきは、イギリス版の大成功だ。発売から1年半で英国内3冠を達成し、45万部を突破。「Books Are My Bag Readers Awards 2024」Breakthrough Author賞、「Waterstones Book of the Year 2024」、「The British Book Awards 2025」Debut Fiction部門を受賞。さらに、英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳小説部門の最終候補にもノミネートされた。
今回登場する日英リバーシブルカバーは、両国でのカバーデザインの違いを楽しめる特別仕様。読者は気分に合わせて表裏をチェンジできる。また、イギリスでは『BUTTER』を模したキャンドルやバターナイフなどの特別ノベルティも話題を呼んでいる。
著者の柚木麻子さんは100万部突破を受けて、「『BUTTER』を読んでくれた皆さんが、たくさんのバターを躊躇なくパンに塗れる、そんな社会でありますように」とコメント。世界各国の出版関係者からも絶賛の声が寄せられており、文化や言葉の枠を超えた感動を呼んでいることがうかがえる。
『BUTTER』の勢いは留まるところを知らず、柚木さんは世界各地の文学祭に招かれている。今後も各国で『BUTTER』旋風が吹き荒れることが予想される。社会問題を鋭く切り取りながら、読者の心に深く刺さるストーリーテリングが、世界中の読者を魅了し続けている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002238.000047877.html