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モナ・リザが二次創作の主役に?DNPとGMOペパボが画期的な実証実験を開始

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報道発表
プレスリリースより

デジタルコンテンツの信頼性確保が課題となる中、大日本印刷(DNP)とGMOペパボが画期的な実証実験を開始した。両社は「コンテンツクレデンシャル技術」を活用し、アート作品の二次創作を促進する取り組みを2025年7月31日からスタートさせる。

この実験では、DNPの「イメージアーカイブ・ラボ」とGMOペパボの「SUZURI」が連携。注目すべきは、ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」の画像データを二次創作に利用可能にする点だ。フランス国立美術館連合が管理するこの名画を、個人クリエイターが自由にアレンジできるようになるのだ。

コンテンツクレデンシャル技術により、画像データの来歴や変更履歴が記録される。これにより、生成AIによるフェイク画像の問題にも対応可能となる。さらに、クリエイターの正当な報酬確保にも貢献するという。

DNPは2027年度までに、デジタルコンテンツの真正性証明や対価還元を可能にするサービス環境の整備を計画。一方、GMOペパボは様々なジャンルのクリエイターが安心して創作活動に集中できる環境づくりを進める。

この取り組みは、拡大するコンテンツIP市場における重要な一歩となりそうだ。クリエイターエコノミー市場の健全な発展に向け、両社の挑戦に注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000866.000069194.html