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山梨の魅力を世界へ!「山梨デザインセレクション」が製品募集開始

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報道発表
デザインセレクション事業に合わせ作成されたロゴマーク(プレスリリースより)

山梨県が新たな取り組みとして「山梨デザインセレクション」事業を開始した。この事業は、山梨の風土や文化に根ざした優れたデザインを発掘し、県全体のデザイン力とブランド価値の向上を目指すものだ。

令和7年8月1日から第1回目となる製品・プロダクトの募集が始まった。選出された作品は山梨の創造的資産としてアーカイブされ、県内外に広く発信される。応募対象は山梨に関わりのある製品やプロダクトで、日用品、家具、工業製品、クラフト、アパレル、ジュエリー、伝統工芸品、地場産品などが含まれる。

選考基準には普遍性、創造性、社会性、持続性、地域性の5つの視点が設けられている。特に注目すべきは「山梨の文化的テロワール」という概念だ。地域固有の自然や歴史、文化的背景をデザインにどう反映させているかも評価の対象となる。

選考委員には、山梨県チーフ・デザイン・オフィサーの永井一史氏をはじめ、深澤直人氏、柴田文江氏、林千晶氏という錚々たる顔ぶれが名を連ねている。彼らの目利きによって、約10作品が「山梨デザインセレクション」として選出される予定だ。

この事業の拠点となるのが、令和6年11月20日にオープンした山梨デザインセンターだ。「デザインの力で山梨をしなやかに美しく」を基本理念に掲げ、政策デザイン、地域デザイン、プロダクトデザインを柱とした活動を展開している。

山梨デザインセレクションは、山梨の魅力を新たな形で発信する試みとして注目を集めそうだ。地域の文化や伝統を活かしつつ、現代的な価値を創造する。そんな挑戦的なデザインの数々が、この事業を通じて世界に羽ばたくことが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000390.000078927.html