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東京芸術劇場が多様性を育む!海外ルーツの参加者募集、演劇で文化の壁を越える

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報道発表
     やさしい日本語版(プレスリリースより)

東京芸術劇場が、多文化共生社会の実現に向けた新たな取り組み「Tokyo Borderless Theatre Project 2025」の参加者を募集している。この革新的なプロジェクトは、海外にルーツを持つ人々や異文化に興味がある人々を対象に、演劇を通じて文化の垣根を越えた対話と創造の場を提供する。

プロジェクトは「記憶のドア」と「池袋を探検」の2つのコースで構成されている。「記憶のドア」コースでは、参加者が日常生活の中で自身のルーツを想起させる「ドア」を見つけ、それを演劇表現につなげていく。一方、「池袋を探検」コースでは、街歩きを通じて参加者同士が記憶を共有し、新たな池袋の魅力を発見しながら演劇を創作する。

注目すべきは、ドイツのケルン市立劇場で移民・難民の劇団を立ち上げた実績を持つバッサム・ガジ氏が創作指導を担当することだ。ガジ氏のユニークな経験と手法が、このプロジェクトに深みと国際的な視点をもたらすことが期待される。

参加資格は18歳以上で、海外にルーツを持つ人や異文化に興味がある人など。演劇経験は問わないため、初心者でも気軽に参加できる。練習は2025年8月から10月にかけて行われ、11月1日と2日に東京芸術劇場で成果発表が予定されている。

この取り組みは、アーツカウンシル東京のクリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー パートナー・プログラムの一環として実施される。演劇を通じて多様な背景を持つ人々が交流し、互いの文化や経験を共有することで、より包括的で豊かな社会の実現を目指している。

応募締切は2025年8月7日。詳細は東京芸術劇場の公式ウェブサイトで確認できる。この機会に、演劇を通じて新たな文化交流の扉を開いてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000879.000038211.html