札幌市清田区と株式会社アミノアップが共催する「清田区ネイチャーツアー2025『夏』」が8月24日に開催され、21名の市民が参加した。このイベントは、地域の自然環境への理解を深め、環境保全の大切さを伝えることを目的としている。

参加者たちは、アミノアップの工場見学後、真栄緑地の裏手にある山部川で川の生き物観察を行った。専門家の指導のもと、ヤマメやブラウントラウト、フクドジョウなどの魚類を捕獲し、生態系や食物連鎖について学んだ。

このツアーは2022年から季節ごとに年3〜4回開催されており、今回で4年目を迎えた。これまでの参加者は延べ762名に上り、地域住民の環境意識向上に貢献している。参加者からは「自然の中で遊べて、親子ともに楽しかった」「清田区に川遊びができる場所があることを初めて知りました」といった好評の声が寄せられている。

アミノアップは、2011年の社屋増築時から周辺環境に配慮した取り組みを行っており、このネイチャーツアーもその一環として始まった。同社は機能性食品や農業資材の開発メーカーとして知られ、環境対策にも力を入れている。

次回の秋のネイチャーツアーは10月18日に予定されており、真栄緑地でのフィールドビンゴが企画されている。札幌市民の環境保全への意識を高める取り組みとして、今後も注目されそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000027147.html