衝撃の新人賞!第62回文藝賞、25歳の新鋭が描く「ベルトコンベア・サスペンス」が受賞
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文学界に新たな風が吹き込んだ。河出書房新社主催の「第62回文藝賞」の受賞作が決定し、文学シーンに新たな才能が登場した。今回の栄誉に輝いたのは、北海道生まれ、宮古島育ちの25歳、坂本湾氏による「BOXBOXBOXBOX(ボックスボックスボックスボックス)」だ。
8月19日、明治記念館で行われた選考会では、小川哲氏、角田光代氏、町田康氏、村田沙耶香氏という錚々たる選考委員陣が熱い議論を交わした。その結果、坂本氏の作品が見事受賞を勝ち取った。
「BOXBOXBOXBOX」は、霧に包まれた配送センターを舞台に、無限ループの仕分け作業を続ける主人公・安(あん)の日々を描いた物語だ。ベルトコンベアに流れる箱の中身を妄想しながら働く安だが、ある日禁じられた箱を覗いてしまったことから、彼の世界は一変する。顔なき作業員たちの倦怠と衝動を鮮やかに描き出す本作は、「ブルシットジョブ時代の〈ベルトコンベア・サスペンス〉」と評されている。
文藝賞は1962年の創設以来、高橋和巳、田中康夫、山田詠美、綿矢りさ、羽田圭介など、数々の文学界の巨匠を輩出してきた。今回の受賞作もまた、文学シーンに新たな波紋を広げることは間違いないだろう。
受賞作の全文と受賞の言葉、選考委員による選評は、10月7日発売の「文藝」冬季号に掲載される。また、11月中旬には明治記念館で贈呈式が開催され、坂本氏には正賞として記念品と副賞50万円が贈られる予定だ。
文学ファンはもちろん、現代社会の縮図を鋭く切り取った本作に興味を持つ読者も多いはずだ。「BOXBOXBOXBOX」が我々の社会や労働に対する見方をどのように変えるのか、今から期待が高まる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001016.000012754.html