製造業向けクラウド型生産管理システム「SmartF」を提供する株式会社ネクスタが、「PRO of the DX Award 2025（上期）」の生産管理システム部門で最優秀賞を受賞した。この快挙は、製造業のデジタル化における同社の革新的な取り組みを証明するものだ。

PRONI株式会社が主催する本アワードは、SaaSベンダー各社の優れた実績を表彰し、企業のDX推進を後押しすることを目的としている。2025年1月から6月の期間において、成約実績と発注者評価が特に高かったSaaS企業やサービスを選出し、30部門・80社を「優秀賞」として表彰。その中でも特に優れた1社のみが「最優秀賞」に選ばれるという厳しい基準がある。

ネクスタの「SmartF」は、製造業に特化したクラウド型の生産管理システムだ。生産計画、在庫管理、受発注管理、工程管理など、製造業のあらゆる業務を一元管理し、企業の業務効率化と生産性向上を実現する。特筆すべきは、特別なカスタマイズを必要とせず、低コストでスモールスタートが可能な点だ。これにより、ITに不慣れな事業者でもリスクを抑えて導入できるという特長がある。

同社の永原宏紀代表取締役は、「SmartFは、カスタマイズ不要・スモールスタート可能なパッケージ型クラウドシステムとして、数多くの現場課題解決に取り組んでまいりました。今回の受賞を励みに、より多くの製造業のお客さまの生産性と収益の向上を目指し、邁進してまいります」とコメントしている。

実際に、SmartFを導入した企業では、工数削減や人的ミスの減少、そして収益改善を実現している。ある導入事例では、1人あたりの売上が1.4倍に増加し、棚卸工数が1/10に圧縮されたという驚異的な成果が報告されている。

「日本経済に最大のインパクトを」を掲げるネクスタは、製造現場の業務を効率化し、属人化を解消することで、生産性向上と働く人々の給与水準向上を目指している。今回の受賞は、同社の取り組みが業界から高く評価されていることの証左といえるだろう。

製造業のDXが急速に進む中、SmartFのような革新的なソリューションが、日本のものづくりの未来を明るく照らしている。今後も、ネクスタの動向から目が離せない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000040890.html