兵庫県淡路市で開催される体験型アートイベント「サキア アートデイズ」において、新たな取り組みが始まった。株式会社ファーストイノベーションが制作した「サキアアートフォトコンテスト公式サイト」が開設され、2025年8月9日から作品募集を開始している。

このフォトコンテストは、淡路島の魅力を写真を通じて全国に発信することを目的としている。旧尾崎小学校をリノベーションした「SAKIA」を舞台に、来場者や地域住民、全国のアートファンが参加できる双方向型の企画だ。

応募方法は簡単で、SAKIAで撮影した写真をInstagramに「#サキアアート」を付けて投稿するだけ。スマートフォンで撮影した一枚からでも応募可能だ。募集期間は2025年9月8日まで。入賞作品は9月21日にSAKIA会場で展示されるほか、プレスリリースやSNSを通じて全国に発信される予定だ。

公式サイトの開設により、応募作品の一元管理や入賞発表、オンライン展示までが可能になった。これにより、現地を訪れなくても淡路島と「サキア アートデイズ」の魅力を共有できる新しい体験が実現している。

ファーストイノベーションの木ノ根雄志社長は、「地域の物語をテクノロジーの力で未来につなぐことが我々の使命です。アートや文化が持つ感動の火種を、デジタルの翼で全国、そして世界へと届け、共感の輪を広げていきたい」と語っている。

このフォトコンテストは、単なる観光資源にとどまらず、淡路島の魅力を物語性を持った文化資産へと昇華させる取り組みとして注目されている。地域ブランディングや観光振興にもつながることが期待され、持続可能な地方創生の新たなモデルケースとなる可能性を秘めている。

「サキア アートデイズ」は2025年8月9日から9月21日まで開催される。入場は無料で、アートを通じて淡路島の新たな魅力に触れる機会となりそうだ。フォトコンテストへの参加を通じて、自分だけの視点で切り取った淡路島の魅力を発信してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000367.000098210.html