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70代の応募急増!「シルバー川柳」が描く高齢者の日常と笑い

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報道発表
プレスリリースより

高齢者の日常を笑いに変える「シルバー川柳」が今年で25回目を迎え、過去最多となる15,261句の応募があった。特筆すべきは70代の応募者が大幅に増加したことだ。平均年齢67.3歳、最高齢は101歳の男性、最年少は11歳の女性と幅広い年代からの参加が見られた。

入選作品には、時事ネタを巧みに取り入れた句や、夫婦関係を描いた心温まる句、そして自虐ユーモア溢れる加齢ネタの句などが並んだ。「備蓄米 孫が平らげ 帰ってく」という句は、昨今の社会情勢を反映しつつ、孫との関係性を巧みに表現している。また、「定年後 悠々自適は 妻でした」という句からは、退職後の夫婦の日常が垣間見える。

本シリーズは累計100万部を突破し、敬老の日のプレゼントとしても人気を博している。さらに、韓国のメディアイベントでも取り上げられるなど、高齢化社会における日本独自の「笑い」の文化として注目を集めている。

公益社団法人全国有料老人ホーム協会が主催するこのコンテストは、高齢社会の世相を反映する存在として定着。シルバー世代の第二の人生を応援する取り組みとして、今後も継続されていく。

9月3日には、今回の入選作21作を含む傑作川柳をまとめた『シルバー川柳15』が発売される。高齢者の日常を笑いに変え、世代を超えて共感を呼ぶこの一冊は、現代社会を映す鏡として、多くの人々の心に響くことだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001078.000031579.html