大阪芸大生の才能が開花!モレスキンとのコラボで万博イタリア館に作品展示
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イタリアの老舗文具ブランド「モレスキン」と大阪芸術大学が手を組み、学生たちの創造性を引き出すユニークなプロジェクトを実施した。デザイン学科3年生23名が参加したアートコンペティション「Unleash Your Genius(才能を解き放つ)」の受賞作品が、大阪・関西万博のイタリア館で開催された「Detour Osaka」展に展示され、注目を集めている。
学生たちは「才能を解き放つ」というテーマのもと、モレスキンのノートとペンを使って自由な発想で作品を制作。最優秀賞に輝いた陰下瑞生さんは、ノートを船に見立てた斬新な作品で審査員を魅了した。「ファンタジー系の絵本や物語の世界観から着想を得て、知恵を象徴するネズミが荒波の中へ発想の冒険の旅に出る、というストーリーを表現しました」と陰下さんは語る。
優秀賞を受賞した岩崎楓さんは、ノートを一枚一枚貼り合わせて天使の翼を作り上げた。「紙とペンがあれば、人はどこまでも高みをめざせる」というメッセージを込めた力作だ。同じく優秀賞の浦上夏奈さんは、白い紙だけを使って「アイディアの木」を表現。立体的な造形に挑戦し、新たな可能性を見出した。
モレスキンCEOのクリストフ・アルシャンボー氏は「学生の皆さんそれぞれの才能が光る素晴らしい出来栄えでした。このプロジェクトでの体験を自信につなげ、自らの才能を信じ、磨き、育ててもらいたい」とエールを送る。
担当教員の山角悦三客員教授は「世界中からお客様が訪れる万博会場で作品が展示されたことは、学生たちにとって自信になるのはもちろん、クリエイターとしての将来にも役立つ貴重な実績です」と評価している。
受賞作品は8月14日から9月30日まで、全国のモレスキン直営店で巡回展示される。また、9月にはDetour展の東京開催も予定されており、21_21 DESIGN SIGHTで新たな才能の競演が繰り広げられる。若きクリエイターたちの挑戦は、まだ始まったばかりだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000196.000044215.html