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大手印刷会社DNP、マンガ×アニメで新たな快進撃!10ヶ月で人気作品をアニメ化

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報道発表
プレスリリースより

大日本印刷株式会社(DNP)が、マンガとアニメの融合で新たな挑戦を始めた。独自のタテヨミ型コミックアプリ「ホンコミ」で展開するオリジナルマンガを、自社開発の「ライトアニメ®」技術でアニメ化し、地上波放送へと展開する新戦略を発表した。

注目すべきは、DNPが作品創出からアニメ化まで一貫して行う点だ。市場分析に基づいたマーケットイン型の作品制作により、読者のニーズを的確に捉えている。その成果として、第一弾作品「陛下わたしを忘れてください」は、マンガ配信翌日に「LINEマンガ 総合ランキング」1位を獲得。この人気作を、連載開始から約10ヶ月でアニメ化することを目指している。

DNPの強みは、「ホンコミ」と電子書籍ストア「honto」のユーザーデータを活用した精緻な分析力にある。これにより、世界的に人気の高い"ロマンスファンタジー"ジャンルを中心に、ヒット作を次々と生み出している。2025年度中には18作品の配信を予定しており、その勢いは留まるところを知らない。

さらに、DNP独自の「ライトアニメ」技術が、この戦略を加速させている。マンガの原画を活用することで、従来のアニメ制作と比べて時間とコストを大幅に削減。これにより、人気の絶頂期にあるウェブトゥーン作品を、タイムリーにアニメ化することが可能となった。

DNPは、この新戦略によって2029年度までに累計10億円の売上を目指すという。マンガとアニメの相乗効果を最大限に活かし、コンテンツの価値を最大化する取り組みは、エンターテインメント業界に新たな風を吹き込むことだろう。今後のDNPの展開に、業界関係者のみならず、マンガやアニメファンの注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000885.000069194.html