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高校生の斬新アイデアが空き家問題を解決?明海大学主催コンテストで132件の応募が殺到

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報道発表
プレスリリースより

不動産業界に新たな風を吹き込む試みが注目を集めている。明海大学不動産学部が主催する「2025 高校生が考える 空き不動産活用コンテスト」が開催され、全国から132件もの意欲的な応募が寄せられた。このコンテストは、社会問題化している空き家や空き不動産の活用法を高校生の視点から提案するもので、産学連携の新たな形として注目を集めている。

最終審査会は8月31日に明海大学浦安キャンパスで行われ、書類審査を通過した12作品がプレゼンテーションを披露。地域活性化、多世代交流、環境配慮など、様々な角度からのユニークなアイデアが次々と発表された。特に注目を集めたのは、最優秀賞に輝いた西南学院高等学校3年の八尋春花さんによる「『こども食堂ファーム』~空き家で作る野菜と魚で、こどもたちを笑顔に!~」という提案だ。

このコンテストを後援したのが、株式会社センチュリー21・ジャパンだ。同社は明海大学と産学連携協定を締結しており、不動産業界の次世代を担う人材育成に力を入れている。代表取締役社長の高坂勇介氏も特別審査員として参加し、優れた提案に「センチュリー21賞」を授与した。

受賞作品の中には、「文化を売る店」や「観光拠点空き家リノベーション」など、高校生ならではの斬新なアイデアが目白押し。これらの提案は、単に空き家問題の解決だけでなく、地域コミュニティの活性化や新たな文化の創造にもつながる可能性を秘めている。

今回のコンテストは、若い世代が不動産に関する課題に触れ、その可能性を探求する貴重な機会となった。産学連携の取り組みが、不動産業界に新たな視点と活力をもたらすことが期待される。今後も、このような革新的な試みが続くことで、日本の空き家問題に新たな解決策が見出されるかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000161377.html