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東京発!コンテンツIPのアイデアを募集、ビジネス化を目指すプログラム「TCIC IP」始動

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報道発表
プレスリリースより

東京都が運営する東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)が、コンテンツ関連領域のスタートアップやクリエイターを対象に、新たなアクセラレーションプログラム「TCIC Ideation Program 2025(TCIC IP)」の参加者募集を開始した。このプログラムは、コンテンツIPのアイデアを創出し、そのビジネス化を促進することを目的としている。

プログラムは3つの段階で構成されている。まず、「TCIC IP EXERCISE」では、オンラインセミナーと個別メンタリングを通じて、IPビジネスの基礎知識やデジタルテクノロジーを活用した新たな事業モデルについて学ぶ。次に、「TCIC IP CAMP」では2日間の集中ワークショップを行い、業界のトップランナーであるメンターからフィードバックを受けながら、アイデアの磨き上げを行う。最後に「TCIC IP MeetUp」では、コンテンツ事業会社や投資家の前でピッチを行い、ネットワーキングの機会を得ることができる。

注目すべきは、ゲストメンターの豪華さだ。松竹ベンチャーズの森川朋彦氏、インキュベイトファンドの竹之内結斗氏、元KADOKAWAの安藤晃義氏、BitStarの原田直氏、コナミデジタルエンタテインメントの大竹健太氏、AiHUBの薮崎宏晃氏など、各分野の第一線で活躍する面々が名を連ねている。

参加対象は、オリジナルIPのアイデアを持つ個人や企業、または今後コンテンツビジネスでの起業や事業拡大を考えている方。東京都での創業を予定している創業前個人や、創業10年未満の中小企業が条件となる。募集期間は令和7年8月28日から10月9日まで。参加費は無料で、10者程度が採択される予定だ。

さらに、9月17日には本プログラムの説明会と、エンタメ社会学者の中山淳雄氏による基調講演「コンテンツ産業のゼロイチー コンテンツスタートアップのためのビジネスチャンス」が開催される。

日本のコンテンツ産業は、アニメやゲーム、音楽、映像など従来の分野に加え、XRやメタバース、生成AIなど最新技術を活用した新たな表現方法が加わり、ますます注目を集めている。TCICのこのプログラムは、次世代のコンテンツビジネスを担う人材や企業の発掘・育成を通じて、日本のコンテンツ産業のさらなる発展に貢献することが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000161381.html