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松屋銀座100周年記念!日本の布の魅力が舞う「扇の舞」インスタレーション、東京初公開

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報道発表
プレスリリースより

松屋銀座が開店100周年を記念して、日本を代表するテキスタイルデザイナー須藤玲子と展示デザイナーアドリアン・ガルデールによる大型インスタレーション作品「扇の舞」を東京で初めて公開する。2025年10月2日から11月3日まで開催される本展「ファンファーレ 扇の舞」は、松屋銀座の歴史的スペース「スペース・オブ・ギンザ」を舞台に、日本の染織文化の粋を集めた圧巻の空間演出を披露する。

「扇の舞」は、NUNOの創作を支える日本各地の染織技術の素晴らしさを伝えるために考案された作品だ。今回の展示では、約25メートルの高さを誇る吹き抜け空間を活かし、これまでで最大規模のインスタレーションとなる。青を基調とし、全国10府県の産地で作られた個性豊かなテキスタイルが扇の形となって空間を彩る。

本展の見どころは、単に見るだけでなく、触れて体感できる点だ。「さわって布」コーナーでは、作品に使用された布に実際に触れることができ、各布の背景を知ることができる。また、布づくりの現場を記録した映像展示も行われ、日本の優れた染織文化を育む産地の風土や職人技を体感できる。

特筆すべきは、徳島の藍染集団BUAISOUとの新たな共創だ。松屋のシンボル「松鶴」マークを藍染で染め抜いた扇や、NUNOとBUAISOUによる新ブランド「BUNO」のテキスタイル第一弾となる阿波しじら織が初お披露目される。

100周年の節目を祝う「すえひろがり」の扇が奏でる壮麗なファンファーレは、日本の布の魅力を存分に堪能できる貴重な機会となりそうだ。入場無料で誰でも楽しめる本展は、日本の伝統と革新が融合した現代のテキスタイルアートの最前線を体感できる、見逃せないイベントとなるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000058511.html