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京都・泉涌寺で開催!「センソリウム」展が日本の美術工芸の魅力を世界に発信

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報道発表
プレスリリースより

京都の名刹・泉涌寺で、日本の美術工芸の魅力を世界に発信する特別展「センソリウム」が2025年11月に開催されることが発表された。この展覧会は、工芸と現代アートの境界を超えた新しい表現に挑む16名のアーティストの作品を紹介するもので、観る人の五感全てに訴えかける体験型の展示となっている。

「センソリウム」という展覧会名は、人間の五感全体を指す言葉だ。キュレーターを務める黒澤浩美氏(前 金沢21世紀美術館チーフ・キュレーター)は、「工芸作品は単に視覚だけでなく、触覚や記憶を呼び覚ます身体的な体験へと観客を誘う」と語る。出展作品には、ガラス、紙、土、漆、天然繊維、皮、樹脂などさまざまな素材が用いられ、伝統技法と現代的感性が融合した独創的な作品群が並ぶ。

会場となる泉涌寺は、皇室ゆかりの「御寺(みてら)」として知られる由緒ある寺院。緑豊かな自然に囲まれた静謐な空間で、アート作品と歴史的建造物が織りなす独特の雰囲気を楽しむことができる。

本展は観光庁の「地方創生プレミアムインバウンドツアー集中展開事業」に採択されており、国内外からの注目度も高い。会期中は作品の予約購入も可能で、アーティストとの絆を深める機会にもなりそうだ。

「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」が主催するこの展覧会は、伝統と現代アートの融合により新たな価値を創造し、文化観光の促進と経済効果の創出を目指している。日本の美術工芸の国際的価値を高め、世界を魅了する文化資源として成長させる取り組みの一環だ。

「センソリウム」展は2025年11月13日から16日まで開催される。日本の伝統と革新が融合した美術工芸の世界を体験できる貴重な機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000094621.html