「見える第九」が全国を席巻!障がいを超えた革新的な音楽体験が日本中に感動を呼ぶ
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ベートーヴェンの「第九」が、これまでにない形で日本中を魅了している。一般社団法人El Sistema Connectが主催する『第九のきせき』プロジェクトが、2025年9月から2026年2月にかけて全国4都市で開催されることが発表された。
このプロジェクトの特徴は、従来の合唱とは一線を画す「インクルーシブアート」としての側面だ。声による歌唱だけでなく、手話をベースにした「手歌」や写真展示を通じて、視覚・聴覚・触覚のすべてで音楽を体感できる革新的な取り組みとなっている。
注目すべきは、このプロジェクトが単なるパフォーマンスにとどまらない点だ。ベートーヴェンが目指した「音楽をすべての人のものに」という理念を現代に蘇らせ、障がいの有無に関わらず誰もが音楽を楽しめる環境を創出している。
公演では、ホワイトハンドコーラスNIPPONの芸術監督コロンえりか氏と、ろう者俳優の井崎哲也氏がワークショップを重ね、市民参加型で準備を進めてきた。また、写真家・田頭真理子氏による写真展も同時開催され、「音楽は耳から楽しむもの」という固定概念を覆す試みも行われる。
公演スケジュールは以下の通り:
・2025年9月28日:久留米シティプラザ(福岡県)
・2025年11月16日:シーハットおおむら(長崎県)
・2025年12月7日:福岡市民ホール(福岡県)
・2026年2月:徳島県(詳細未定)
このプロジェクトを通じて、音楽の新たな可能性が開かれつつある。障がいの壁を超え、多様性を受け入れる社会への一歩として、『第九のきせき』の全国行脚に注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000100205.html