東京発、次世代ファッションデザイナーを発掘!約2000件の応募から59作品が一次審査通過、一般投票で特別選抜賞を決定
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東京都が主催する2つのファッションコンクール「Next Fashion Designer of Tokyo 2026(NFDT)」と「Sustainable Fashion Design Award 2026(SFDA)」の一次審査結果が発表された。約2000件の応募から59組(計61名)が一次審査を通過し、現在一般投票が行われている。
これらのコンクールは、東京をパリやミラノと並ぶファッションの中心地にするという野心的な目標のもと、世界で活躍できる若手デザイナーの発掘と育成を目指している。NFDTには「フリー部門」と「インクルーシブデザイン部門」、SFDAには「ウェア部門」と「ファッショングッズ部門」があり、服飾学生だけでなく、アートやデジタル、映像制作など多様な分野からの応募を歓迎している。
一般投票は10月31日まで実施され、公式インスタグラムアカウント(nfdt_tokyo、sfda_kimono_wagara)で行われている。投票方法は簡単で、気に入ったデザイン画に「いいね!」をするだけだ。各部門で得票数上位3作品が特別選抜賞候補となり、2026年3月の最終審査でランウェイに登場する機会を得る。
このコンクールの特徴は、単なるデザインコンペにとどまらず、若手デザイナーの育成に重点を置いている点だ。一次審査通過者には世界で活躍するデザイナーや業界のプロによるワークショップが提供され、二次審査通過者にはマーチャンダイザーによる商品化体験やプロモーション体験の機会が用意されている。さらに、受賞者にはブランディング支援やパリファッションウィークでの作品発表支援も行われる。
審査員には、東京藝術大学長の日比野克彦氏やアーティストの篠原ともえ氏をはじめ、業界の第一線で活躍するデザイナーやバイヤー、障害者支援団体の代表など、多彩なメンバーが名を連ねている。
ファッション業界の未来を担う若手デザイナーの登竜門として、このコンクールはますます注目を集めている。一般の人々も投票を通じて次世代のファッションデザイナー発掘に参加できる、まさに東京発の新しいファッションムーブメントが始まっているのだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000162835.html