銀座和光で触れられない美を形に!注目の陶芸家2人展が開催
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銀座の老舗百貨店・和光が、10月2日から15日まで、本店地階のアーツアンドカルチャーにて特別な陶芸展を開催する。「The Shape of the Intangible 触れられないもののかたち」と題された本展では、注目の若手陶芸家、松永圭太氏と橋本知成氏による初の二人展が実現する。
松永氏は岐阜県土岐市を拠点に活動し、泥漿を用いた独特の技法で地層のような土肌を生み出す。一方、橋本氏は滋賀県信楽を拠点とし、ミニマルな形態と独自の釉薬技術で国際的な評価を得ている。両者とも30代という若さながら、すでに確固たる個性と技術を確立している。
本展の見どころは、「土」という共通素材を通じて、二人の作家が異なるアプローチで「触れられないもの」に形を与える試みだ。松永氏の作品からは、自然の生命力と儚さが共存する造形美が感じられる。一方、橋本氏の作品は、空間全体をインスタレーションとして捉え、構造的なアプローチと素材の自然な表情を巧みに融合させている。
和光本店地階は、2024年7月にアーツアンドカルチャーとしてリニューアルオープンした。単なる商業空間ではなく、日本の伝統技術や美意識、創作の物語を伝える文化発信の場として機能している。今回の展示は、この新しいコンセプトを体現する格好の機会となるだろう。
オープニングレセプションは10月2日17時から19時まで開催され、両作家が来場する予定だ。陶芸ファンはもちろん、現代アートに興味がある人、そして「触れられないもの」の形を探求する哲学的な体験を求める人にとって、見逃せない展覧会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000310.000025779.html