岡山芸術交流2025で革新的なAI体験!視覚障害者AIキャラクターと一緒にアート鑑賞
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岡山で開催される国際現代美術展「岡山芸術交流2025」に、新たな風が吹き込む。株式会社ブリッジウェルの対話型AIキャラクタープラットフォーム「ToyTalk」を活用した「AIとアート鑑賞」プロジェクトが、パブリックプログラムに採択されたのだ。
このプロジェクトでは、視覚障害者のAIキャラクター「AIくらとりさん」が登場する。来場者は「AIくらとりさん」との対話を通じて、従来とは全く異なる視点でアート作品を体験できる。注目すべきは、AIが作品の解説を行うのではなく、来場者が作品について説明し、AIが質問や感想を返すという新しい形式だ。
「誰かに伝える」という行為を通じて、普段は気づかない細部への洞察や、自分なりの解釈が生まれる。この画期的なコンセプトを「ToyTalk」技術が支えている。来場者はスマートフォンでQRコードやURLにアクセスし、AIくらとりさんと対話しながら作品を鑑賞。その体験は希望に応じてレビューサイトに投稿され、他の来場者と共有することもできる。
本プロジェクトは、岡山大学の松田裕貴講師による学術監修のもと、AI技術がアートのアクセシビリティに与える影響や、対話型AIによる新しい学習体験の可能性について、貴重な研究データを提供する。さらに、来場者には完全無料で提供されるため、経済的負担なく最先端のアート体験を楽しめる。
岡山県出身者が設立した株式会社ブリッジウェルは、この取り組みを通じて地域社会への貢献と産学連携の推進を図る。将来的には、全国の美術館・博物館でのアクセシビリティ向上に貢献できるソリューションの開発を目指している。
「岡山芸術交流2025」は9月26日から11月24日までの60日間、入場無料で開催される。AIとアートが融合する新しい体験の場として、多くの来場者の期待を集めそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000052695.html