音楽フェス「オハラ☆ブレイク'25」で、人気作家・伊坂幸太郎の新刊『マイクロスパイ・アンサンブル』の世界に浸れる特設ブースが出展されることが決定した。9月27日に福島県の猪苗代湖畔で開催されるこのイベントでは、小説の舞台となった猪苗代湖を背景に、作品の世界観を存分に楽しめる様々な企画が用意されている。

特設ブースでは、作品に登場するキャラクターや設定を感じられる展示をはじめ、限定バージョンの書籍販売も行われる。さらに、小説の重要なモチーフである「3の奇跡」にちなんだ来場者限定キャンペーンも実施。例えば、名前に「猪」「鹿」「蝶」が含まれるグループや、3月生まれの3人組など、「3」にまつわる奇跡を見つけた先着グループには、オリジナルTシャツやレコード型キーチェーンなどの特別な賞品が用意されている。

また、会場では『マイクロスパイ・アンサンブル』の2種類の表紙タペストリー展示や、小説に登場する歌詞、伊坂幸太郎さん直筆メッセージの展示なども行われる。さらに、来場者が"表紙の中"に入れるフォトスポットも設置され、猪苗代湖とマイクロスパイの世界に入り込んだ記念写真を撮影することができる。

イベントに先立ち、9月22日から10月8日までの期間、XとInstagramで「"3"にまつわる奇跡」を募集するSNS投稿キャンペーンも実施される。幻冬舎電子書籍公式アカウントをフォローし、「3」にちなんだ写真をハッシュタグ #マイクロスパイ3の奇跡 をつけて投稿すると、抽選で合計333名にオリジナルグッズがプレゼントされる。

『マイクロスパイ・アンサンブル』は、2015年から2022年にかけてオハラ☆ブレイクのために毎年書き下ろされ、会場で限定配布されていた連作短編を書籍化したもの。社会人一年生や、いじめられっ子、頼りない上司など、様々な人物の視点から描かれる優しさと驚きに満ちた現代版おとぎ話だ。

伊坂幸太郎ファンはもちろん、音楽フェス好きや文学愛好家にとっても見逃せないイベントとなりそうだ。猪苗代湖の美しい景色を背景に、小説の世界観を体験できる貴重な機会となるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001047.000007254.html