能登半島地震を乗り越えて:ジンベエザメの写真が国際コンテストで3位入賞!復興への希望を世界に発信
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石川県能美市のフォトスタジオ「A4 PHOTO LIFE」のオーナーフォトグラファー川中大勇氏が、国際写真コンテスト「Cosmos Awards 2025 TRIMESTER2」のWildlife/Animalsカテゴリーで3位に入賞した。受賞作品は、能登半島地震で亡くなった「のとじま水族館」のジンベエザメ「ハチベエ」と「ハク」を撮影したものだ。
この写真には、雄大なジンベエザメの姿とガラス越しに重なる家族のシルエットが捉えられている。単なる技術的な評価だけでなく、能登半島地震からの復興と天国へ旅立ったジンベエザメへの追悼の想いが込められた特別な意味を持つ作品として評価された。
「Cosmos Awards」は、世界中のプロフォトグラファーが参加する極めてハイレベルな国際写真コンテストだ。多岐にわたる分野で世界的に認められた「マスターフォトグラファー」たちが審査を行うことが特徴で、技術面だけでなく、被写体への深い愛情とストーリー性も重視される。
川中氏は受賞について、「この一枚は私にとって特別な意味を持つ写真です。ハチベエとハクは能登半島地震で天国へ旅立ってしまいましたが、この受賞は彼らが確かにあの場所にいて、私たちに大きな感動を与えてくれた『生きた証』だと思っています」とコメントしている。
また、甚大な被害から力強く復興し、営業を再開したのとじま水族館への敬意も表明。新しい仲間のジンベエザメ「モモ」が元気に泳ぐ姿に、エールを送っている。
「A4 PHOTO LIFE」は、家族の笑顔や感動を大切にする完全予約制のフォトスタジオだ。一組一組の心に寄り添う撮影を心がけ、「一生の宝物」となる写真を提供している。
この受賞を通じて、ハチベエとハクの存在、そして復興へ向かう能登の美しい海の魅力が、世界中の人々に伝わることが期待される。震災を乗り越え、新たな希望を見出す能登の姿を、一枚の写真が雄弁に物語っている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000166406.html