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JR九州が快挙!ブルネル賞2025で4作品が受賞、世界が認めた日本の鉄道デザイン

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報道発表
819系DENCHA受賞(プレスリリースより)

鉄道デザインの国際的な賞として知られるブルネル賞2025の授賞式が、9月24日にロンドンで開催された。11年ぶりの開催となった今回、JR九州関連の4作品が栄誉ある賞を受賞し、日本の鉄道デザインの高さを世界に示した。

優秀賞を受賞したのは、蓄電池で非電化区間を走行する次世代型車両「BEC819系(DENCHA)」と、新幹線と在来線が並列する日本唯一の頭端駅「長崎駅」だ。DENCHAは環境に配慮したデザインと、伝統工芸を取り入れた内装が評価された。長崎駅は、海に開かれた特徴的な駅舎デザインと、地元の工芸品を活かした内装が高く評価されている。

奨励賞には、和の要素を取り入れた「嬉野温泉駅」と、九州の魅力を凝縮した豪華寝台列車「36ぷらす3」が選ばれた。嬉野温泉駅は、温泉宿をイメージした和風デザインが特徴的だ。一方、36ぷらす3は、黒と金のスタイリッシュな外観と、九州の伝統工芸を随所に取り入れた内装が評価された。

ブルネル賞は1985年に創設された鉄道デザインの国際コンペティションで、駅舎、工業製品・グラフィックデザイン、技術インフラ・環境、車両の4カテゴリーで優れたデザインを表彰している。今回の受賞は、日本の鉄道デザインが世界基準で高い評価を得ていることを示すものだ。

JR九州の関係者は「今回の受賞を励みに、今後も地域の特色を活かしながら、利用者に愛される鉄道デザインを追求していきたい」とコメントしている。日本の鉄道デザインの今後の発展が、世界からも注目されることだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000857.000037933.html