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話題沸騰!梨木香歩の名作『家守綺譚』が近藤ようこの手で漫画化、9月25日ついに発売

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報道発表
© 梨木香歩・近藤ようこ/新潮社(プレスリリースより)

文学ファンの間で長年愛され続けてきた梨木香歩の傑作小説『家守綺譚』が、ついに漫画化された。人気漫画家の近藤ようこが手掛けたこの作品は、9月25日に新潮社から上下巻同時発売される。

『家守綺譚』は、明治時代を舞台に、文筆家・綿貫征四郎が亡き友の家の「家守」として暮らす中で起こる不思議な出来事を描いた物語だ。四季折々の草花が彩る庭園、サルスベリとの奇妙な恋、河童の衣との遭遇など、人と自然が織りなす幻想的な世界観が読者を魅了する。

本作は雑誌「波」での連載中から大きな反響を呼んでおり、単行本化を待ち望んでいたファンも多いだろう。さらに、一部書店では単行本購入者特典として特製限定ポストカードが配布されるという。

また、「波」10月号(9月27日発売)には、梨木香歩と近藤ようこによる特別対談が掲載される。初対面となる二人の対談では、原作者が語る漫画の読みどころや、近藤が漫画化に際して心がけたことなど、貴重な話が満載だ。同号の表紙には近藤本人と原画を撮影した写真が使用され、直筆ネームの一部も見ることができるという。

梨木香歩は『西の魔女が死んだ』や『りかさん』など数々の名作で知られる作家で、近藤ようこは『見晴らしガ丘にて』で日本漫画家協会賞優秀賞を受賞するなど、両者ともに日本を代表する文化人である。この二人のコラボレーションによって生まれた『家守綺譚』の漫画版は、文学ファンのみならず、幅広い読者層から注目を集めそうだ。

上下巻セットで3,685円(税込)という手頃な価格設定も、多くの読者の背中を押すことだろう。人と自然が近かった時代の少し不思議な物語を、近藤ようこの繊細な筆致で楽しめる本作。秋の夜長に、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002370.000047877.html