大阪・関西万博後の夢洲、アート&自然の新たな拠点へ!関西国際未来コンソーシアムが描く壮大な構想とは
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2025年の大阪・関西万博が終わった後、夢洲はどのような姿に生まれ変わるのか。この度、関西国際未来コンソーシアム(仮)創設準備委員会が発足し、万博のレガシーを活かした壮大な構想を発表した。その核心は、夢洲を起点に関西一帯を「アート&バイオリージョン」としてブランディングすることだ。
構想の中心となるのは、国際芸術祭の開催だ。ヴェネチア・ビエンナーレのような各国参加型の芸術祭を展開し、建築・映画・音楽など多様なカルチャーイベントと連携させる。これにより、関西を世界的な創造都市として発信する狙いがある。
また、環境面でも野心的な取り組みが計画されている。「100年の森(地球の森)」と名付けられたプロジェクトでは、夢洲の公園整備と一体となって森・湿地・水辺を再生。グリーンインフラとしての機能を持たせつつ、多文化共生の場や新たな観光資源としての活用を目指す。
さらに注目すべきは、万博で使用された資材や什器を再利用する「Expo Reuse Project」だ。オンラインオークションを通じてこれらに新たな命を吹き込み、その収益の一部を本構想に還元する。資源の循環と未来世代支援を同時に実現する画期的な試みといえるだろう。
教育面では、ESD(持続可能な開発のための教育)の理念に基づいた「いのちの教育」を展開。関西の大学を中心に、国内外の教育機関と連携し、地球規模の課題に取り組む超学際的なプログラムを提供する。
本構想の実現に向けて、山極寿一氏(総合地球環境学研究所所長)や嘉田由紀子氏(元滋賀県知事)など、学術・文化・政策の各分野から錚々たる顔ぶれが準備委員会に名を連ねている。
関西国際未来コンソーシアムが描く未来像は、単なる地域振興策を超えた、文化と自然の共生を体現する先進的なモデルケースとなる可能性を秘めている。2025年以降の関西、そして日本の新たな顔となるこのプロジェクトの進展に、今後も注目が集まりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000028825.html