日本人フォトグラファーが世界的コンテストで快挙!水中写真で魅せる自然と人間の響き合い
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国際的に注目を集める日本人フォトグラファー、右近倫太郎氏が、フランス・パリで開催された国際フォトコンテスト「PX3 (Prix de la Photographie Paris) 2025」のプロフェッショナル部門で、最高賞となる「GOLD WINNER」を受賞した。右近氏の作品「THE SEA IS WATCHING YOU」が「Nature / Underwater」カテゴリで栄冠を手にしたのだ。
さらに、同コンテストの「Portraiture/Wedding」カテゴリでも「SILVER WINNER」を獲得。プロフェッショナル部門でGOLDとSILVERの同時受賞は日本人初の快挙となる。特に、水中ウェディング写真での受賞は、新たな写真表現の可能性を世界に示すものとなった。
右近氏は受賞について「水中撮影は自然と心を通わせるライフワークのような営み」と語る。クジラとの奇跡的な出会いを捉えた受賞作「THE SEA IS WATCHING YOU」は、まさに自然と人間の響き合いを表現した作品だ。
1986年福井県生まれの右近氏は、法学研究科修了後、一般企業を経てフォトグラファーの道を歩み始めた。風景と人物を融合させたダイナミックなウェディングフォトの第一人者として知られ、ネイチャーや水中写真、ファインアート系でも活躍。国際的な写真コンテストで数々の賞を受賞し、写真のワールドカップとも呼ばれるWPC(World Photographic Cup)の日本代表を5年連続で務めるなど、世界的に評価されている。
今回の受賞作品は、11月にパリの24b Galleryで開催される「PX3 Annual Winners Exhibition」で展示される予定だ。また、10月にはルーヴル美術館直結の複合施設「カルーゼル・デュ・ルーヴル」で開催されるアートフェア「Art Shopping Paris」にも12点の作品が展示されるという。
右近氏は「この賞は私一人の成果ではなく、海という大きな存在、支えてくださる仲間や依頼者の皆さまと共に得られたもの」と謙虚に語る。今後も写真を通じて、自然と人間が響き合う瞬間を世界に届けていく姿勢を示した。
日本発の写真表現が世界で認められた今回の快挙。右近倫太郎氏の今後の活動にますます注目が集まりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000170334.html