「狂喜的ラブリー」展:山口えり花が描く、皮肉と喜劇に彩られた人生観
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キヤノンマーケティングジャパンが主催する「GRAPHGATE」オーディションで2024年にグランプリを獲得した映像監督、山口えり花氏の個展「狂喜的ラブリー」が、2025年11月14日から12月16日まで東京・品川のキヤノンギャラリー Sで開催される。
本展では、20代から30代の狭間を生きる山口氏の独特な視点から生み出された新作3テーマが展示される。「Couldn't be happier」では、ギリシャ神話の登場人物を通じて幸せの定義を探求する写真作品を、「Ladidadidance」では人生の皮肉と冷酷さをレトロ・ロマンチックなダンス映像で表現。「死んだ私に花束を」では、死に対する新たな捉え方を提示する。
山口氏は、ポップでありながらダークな技法を駆使し、鑑賞者に問いかける作風で知られる。オーストラリア出身の彼女は、CMやMVの分野で活躍し、数々の賞を受賞してきた。本展では、過去の代表作6点も併せて展示される。
展示される写真作品は、キヤノンの最新プリンター「imagePROGRAF PROシリーズ」でプリントされ、高品質な仕上がりが期待される。入場は無料だが、一部刺激の強い表現が含まれる点に注意が必要だ。
山口氏は展示に寄せて「楽しいですよ、現実は。怖いことばかりだけど、愛しいですよ、人生は。」とメッセージを寄せており、彼女の独特な世界観を通じて、観る者に新たな人生観を提示することを目指している。
現代社会の複雑さと人生の機微を、ユーモアと深い洞察で描き出す本展は、アート愛好家だけでなく、人生の意味を探求する全ての人々にとって刺激的な体験となりそうだ。JR品川駅から徒歩圏内という好立地も、多くの来場者を引き付けるポイントとなるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001317.000013943.html