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札幌国際短編映画祭20周年!別所哲也氏に「ショートフィルム文化功労賞」授与

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報道発表
〈ショートフィルム文化功労賞〉を受賞した別所哲也氏(右)とプレゼンターの札幌国際短編映画祭エグゼクティブ・プロデューサー久保俊哉(左)(プレスリリースより)

札幌の秋の風物詩として知られる札幌国際短編映画祭が、今年で20周年を迎えた。この記念すべき節目に、映画祭は俳優の別所哲也氏に「ショートフィルム文化功労賞」を特別授与した。

別所氏は、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」の創設者であり、日本におけるショートフィルム文化の普及に多大な貢献をしてきた。1999年に始まった彼の活動は、札幌国際短編映画祭の誕生にも大きな影響を与えている。

授賞式で別所氏は、「20年にわたり、東京と札幌という2つの拠点で、ショートフィルムという新しい文化を根付かせ、広げてこられたことを誇りに思います」と語った。彼の功績は国内外で高く評価されており、文化庁文化発信部門長官表彰や観光庁「VISIT JAPAN 大使」など、数々の要職を歴任している。

今年の札幌国際短編映画祭は10月11日から13日まで開催される。20周年を記念し、SSFF & ASIAとのコラボレーション企画や、世界各国から集まった2000本以上の作品の中から厳選されたショートフィルムの上映など、多彩なプログラムが用意されている。

映画祭のメインビジュアルは、リボンアートで知られるアーティストデュオ「RIBBONESIA」が手掛けた。色とりどりのリボンで表現された独創的なデザインが、映画祭の創造性と多様性を象徴している。

札幌国際短編映画祭は、新人監督の登竜門としても知られ、ここから羽ばたいた監督たちが日本アカデミー賞や海外の映画祭でグランプリを受賞するなど、次世代の映画人材を育成する重要な場となっている。映画ファンはもちろん、新しい才能の発掘に興味がある人にとっても、見逃せないイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000067047.html