山陰初!謎のアーティスト・バンクシーの版画展が米子髙島屋に登場
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現代アートシーンの謎めいたスター、バンクシーの作品が山陰地方に初上陸する。JU米子髙島屋は、10月3日から13日まで4階特設会場にて「バンクシー版画展」を開催する。本展では、バンクシーの新作版画や代表作が一堂に会し、アートファンの注目を集めそうだ。
展示の目玉は、WCP(ウエスト・カントリー・プリンス)によって制作された新作版画だ。パレスチナの壁に描かれた「花束を投げる少年(フラワースローワー)」や、ウクライナの戦禍を背景にした「JUDO」など、日本初公開となる特別版6作品が展示される。さらに、バンクシーの初期のリプロダクション版画60点以上も一挙公開される。
バンクシーといえば、その正体不明のミステリアスな存在感と、鋭い社会批評で知られる。浪費や権力主義、戦争や紛争への抗議など、彼のメッセージは現代社会に鋭く突き刺さる。本展では、最も有名な作品「少女と風船」をはじめ、アンダーグラウンドを象徴するネズミをモチーフにした作品など、バンクシーの世界観を存分に味わえる。
偽物が出回ることでも有名なバンクシー作品だが、本展の展示作品は信頼性が高い。WCPが長年にわたり制作・販売してきたリプロダクションで、バンクシーの初期作品と同等の方法で忠実に再現されている。ほとんどの作品には、WCPのロゴとシリアルナンバーが裏面に記されているという。
入場は無料で、会期中は午前10時から午後7時まで開場している(最終日は午後5時まで)。現代アートの最前線を体感できる貴重な機会だ。山陰地方のアート愛好家はもちろん、バンクシーの作品に触れたことがない人にとっても、刺激的な体験になりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000148570.html