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廃保育所が芸術の聖地に!現代アーティストが仕掛ける「Studio ANOKO」オープンスタジオが話題沸騰

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報道発表
プレスリリースより

千葉県香取市の廃保育所が、現代アートの新たな発信地として生まれ変わった。現代アーティストのタカハシマホさんが代表を務めるStudio ANOKO合同会社が、2025年10月11日・12日に「Studio ANOKO オープンスタジオ」を開催する。このイベントは、普段は立ち入ることのできないアーティストの制作現場を一般公開するもので、アートファンから地域住民まで幅広い注目を集めている。

タカハシさんは、自身の創作活動のルーツである香取市内の使用されなくなった保育所を市から借り受け、アトリエとして再生。「人と人を繋ぐアートをもっと自由に感じてほしい」という思いから、このオープンスタジオを企画した。廃墟同然だった建物を、地域の協力を得ながら少しずつ修復し、創作の場へと変貌させた過程そのものが、アートプロジェクトとしての魅力を放っている。

イベントでは、タカハシさんをはじめ、堀内マキコ、Kakurenbo、五十嵐iといった気鋭のアーティストたちの作品が展示される。未発表のドローイング作品やスタジオ限定のグッズも用意されており、アート愛好家にとっては見逃せない機会となりそうだ。

会場となるのは、JR成田線大戸駅から徒歩7分の場所にある旧東大戸保育所。かつて子どもたちの笑い声が響いていた空間が、今では創造性あふれるアトリエに生まれ変わっている。この変貌を遂げた空間を体験できることも、イベントの大きな魅力の一つだ。

タカハシさんは「まだまだ未完成な部分も多いですが、2回目のオープンスタジオを開催します!ここを卒園された方も、そうでない方もぜひ遊びに来てください」と呼びかけている。地域の記憶を留めつつ、新たな文化を創造するこの試みは、アートによる地域活性化のモデルケースとしても注目されている。

入場は無料で、駐車場も完備。アートに興味がある人はもちろん、地域の歴史や文化に関心のある方々にとっても、新たな発見の機会となりそうだ。廃墟を芸術の聖地に変えた「Studio ANOKO」の挑戦は、アートの可能性を広げる新たな一歩として、今後も目が離せない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000132436.html