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時代を超えた芸術の融合!画家・藤井健司と作家・大佛次郎の「旅」をテーマにした展覧会が横浜で開催

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報道発表
プレスリリースより

横浜の大佛次郎記念館で、画家・藤井健司と作家・大佛次郎の作品を融合させた特別展「藤井健司×大佛次郎『帰郷 Homecoming』-めぐる、めぐる旅の途中で」が2025年9月13日から12月7日まで開催される。この展覧会は、文学と美術という異なるジャンルの芸術家による、世代を超えたコラボレーションとして注目を集めている。

展示の中心となるのは、大佛次郎の小説「帰郷」からインスピレーションを得て制作された藤井健司の作品群だ。60年以上の時を経て、現代の若手画家の視点から生み出された新たな芸術作品は、観る者の想像力を刺激し、新しい作品世界へと誘う。

見どころの一つは「バトゥ洞窟 三重奏」。大佛次郎の日記「南方ノート」、小説「帰郷」、そして藤井健司の絵画作品≪Batu Caves≫が、時代を超えて奏でる独特の世界観を楽しむことができる。また、藤井健司がペナン島滞在中に描いた31枚の絵手紙も展示される。これらは6mを超える「絵巻」のような作品となっており、大佛次郎も訪れた南方の景色を、現代の目線で捉えた貴重な作品だ。

本展では初めての試みとして、展覧会図録も販売される。500円で購入可能な図録には、絵手紙31点の全貌や、最新の動画作品「瞑想」を視聴できるQRコードも掲載されている。

さらに、展覧会に関連したイベントも開催予定だ。「風景印で手紙を出そう!ー水曜日のポストー」では、記念館内に設置されたポストに投函された手紙に、大佛次郎記念館がモチーフの風景印が押される。また、「シティガイドと歩く 戦後80年/小説『帰郷』の舞台を巡る」では、作品の舞台となった横浜の街を巡るツアーが企画されている。

文学と美術、過去と現在が交錯するこの展覧会は、芸術ファンはもちろん、横浜の歴史や文化に興味がある人にとっても見逃せない内容となっている。時代を超えた芸術の融合を体験できる貴重な機会として、多くの来場者が期待されている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001380.000014302.html