「カワイイ地獄」で落語?しりあがり寿の個展で異色イベント開催!
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漫画家・しりあがり寿の個展「加我威異地獄(カワイイ地獄)」が、2025年10月4日から19日までYUGEN Galleryで開催される。そして、その特別イベントとして10月11日に「地獄De落語」が行われることが決定した。このユニークな組み合わせに、アート好きの間で早くも話題を呼んでいる。
しりあがり寿といえば、『真夜中の弥次さん喜多さん』や『地球防衛家のヒトビト』などの代表作で知られる実力派漫画家だ。40年以上にわたる彼の創作活動は、漫画にとどまらず映像やアートなど多岐にわたる。今回の個展では「地獄」をテーマに、会場の一部を大判の紙で覆い、そこに鬼や妖怪を描くインスタレーションで「カワイイ地獄」を表現するという。
注目の特別イベント「地獄De落語」では、真打昇進が決まったばかりの落語家・立川寸志が登場。地獄にまつわる噺を披露した後、しりあがり寿とのスペシャルトークショーが行われる。落語と現代美術という一見ミスマッチな組み合わせが、どのような化学反応を起こすのか。ユーモアと深淵が同居する独創的な世界観を、より臨場感をもって体験できる貴重な機会となりそうだ。
会場となるYUGEN Galleryは、2022年に設立された日本の現代アートを専門に扱うギャラリー。「幽玄」という日本特有の美的概念からその名が付けられており、日本のアート作品の魅力を広く伝えることを目指している。
笑いと恐怖が入り混じる「カワイイ地獄」の世界。しりあがり寿の独特な感性と、落語の伝統芸能が織りなす異色のコラボレーションは、アートファンのみならず、新しい文化体験を求める人々の心をつかみそうだ。予約は既に開始されており、定員は30名。気になる方は早めの申し込みをお勧めする。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000508.000074187.html