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ギャグ漫画家・和田ラヂヲ氏が審査員に!第二回妖怪画大賞で妖怪アートの新たな可能性が広がる

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報道発表
プレスリリースより

香川県小豆島の妖怪美術館が主催する「第二回妖怪画大賞」の開催が決定した。今回の特別審査員として、人気ギャグ漫画家の和田ラヂヲ氏が招聘されることが発表され、妖怪アートファンの間で大きな話題を呼んでいる。

和田ラヂヲ氏は、愛媛県松山市出身のベテラン漫画家で、1991年のデビュー以来、独特のユーモアセンスで多くのファンを魅了してきた。近年では、ラジオパーソナリティーとしても活躍し、番組内で「妖怪いろは図鑑」を制作するなど、妖怪文化への造詣の深さでも知られている。

第二回妖怪画大賞の審査には、和田氏に加え、妖怪画家の柳生忠平氏と日本画家の平良志季氏も参加。異なる視点を持つ3名の審査員による白熱した議論が期待される。最終審査は2026年2月22日、小豆島で開催される「YOKAI EXPO 2026」の会場内で行われる予定だ。

第一回大会では、予想を上回る205点もの作品が寄せられ、海外からのエントリーもあったという。妖怪文化への関心の高まりを受け、今回はさらなる盛り上がりが予想される。応募資格に制限はなく、テーマは「自由に発想した妖怪」。平面表現であれば画材や手法は問わないため、プロ・アマ問わず幅広い参加が見込まれる。

大賞には賞金10万円が贈られるほか、優秀賞や審査員特別賞なども用意されている。応募受付期間は2025年10月1日から12月5日まで。妖怪美術館館長の柳生忠平氏は「もっと表現の裾野を広げたい」と語り、本大会を通じて妖怪アートの新たな可能性が開かれることが期待されている。

妖怪美術館は、小豆島の「迷路のまち」に点在する4つの古民家を利用した独特の美術館で、900体を超える妖怪造形作品を展示している。スマートフォンのガイドアプリを使いながら町を巡るユニークな鑑賞スタイルも人気だ。「妖怪を世界語に」をモットーに、日本の伝統的な妖怪文化を現代的に再解釈し、世界に発信する取り組みを続けている。

第二回妖怪画大賞の開催を通じて、日本の妖怪文化がさらに注目を集め、新たなアーティストの発掘や表現の広がりにつながることが期待される。妖怪ファンはもちろん、アートに興味のある人々にとっても、見逃せないイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000244.000005189.html