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奈良県の小学生3万人が挑戦!「CO2モンスター」で楽しく学ぶ脱炭素アクション

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報道発表
プレスリリースより

地球温暖化対策が急務となる中、奈良県の小学生たちが楽しみながら脱炭素について学ぶユニークな取り組みが始まる。株式会社日本総合研究所と奈良県が共催する「CO2モンスターデザインコンテスト2025」だ。このコンテストは、奈良県内の全小学校等204校の4~6年生約3万人を対象に、2025年10月1日から31日まで実施される。

コンテストの内容は、日常生活の中で無駄に二酸化炭素を排出している行動を「CO2モンスター」としてイラスト化するというもの。子どもたちは自分のオリジナルキャラクターを考え、描くことで、楽しみながら環境問題について深く考える機会を得られる。

このユニークな取り組みの特徴は、単なるコンテストにとどまらない点だ。参加した児童の意識や行動の変化を追跡調査し、効果的な環境教育のあり方を探る「奈良モデル」の創出にもつながっている。さらに、優秀作品は児童による投票も行われ、他の児童が発見した無駄な行動についても学ぶことができる。

コンテストの運営には、三井住友銀行やステッドラー日本株式会社も協力。環境に配慮した賞品の提供や審査への参加など、産学官が連携して子どもたちの環境教育を支援する体制が整っている。

結果発表は2026年2月上旬を予定しており、奈良県および日本総合研究所のウェブサイトで公開される。「県知事賞」「優秀賞」「企業賞」のほか、児童の投票による「児童投票賞」、応募率の高い学校を表彰する「みんなで減CO2賞」など、多彩な賞が用意されている。

この取り組みは、楽しみながら環境問題について学び、自分事として捉える機会を提供するだけでなく、家庭や地域全体の環境意識向上にもつながることが期待される。奈良県の小学生たちが描く「CO2モンスター」が、私たちの日常生活に潜む無駄な二酸化炭素排出の気づきを促し、持続可能な社会への第一歩となることだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000068011.html