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大阪・天満で新たな都市指標づくりが始動!学生たちが「感性」を可視化する画期的プロジェクト

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報道発表
プレスリリースより

大阪の繁華街・天満で、まちづくりに新たな風を吹き込む画期的なプロジェクトが始動した。株式会社ロフトワークと近畿大学文芸学部が手を組み、「まち感性ラボ」と銘打った実験的な取り組みを開始したのだ。

このプロジェクトの特徴は、従来の人口や人流といった客観的データではなく、「感性」という主観的な要素に着目している点だ。近畿大学文芸学部の学生たちが中心となり、天満の街を歩き回りながら「感性データ」を収集。これを基に、新しい都市指標の開発に挑戦する。

活動の拠点となるのは、2025年4月にオープン予定のFabCafe Osaka。ここを舞台に、学生たちは月1回のフィールドリサーチを行い、街の新たな魅力を発掘していく。そして、2026年1月には「まち感性指標品評会」と題した公開イベントを開催。学生たちが作成した「感性指標カード」を披露し、関西の主要デベロッパーたちが採用の是非を判断するという。

このプロジェクトは、単なる研究にとどまらない。「まちをどうよくしていくか」という実践的な視点を持ち、ソフトな面からのまちづくりの可能性を探る。従来のハード整備中心の開発に一石を投じる試みとして、都市計画の専門家たちからも注目を集めている。

近畿大学文芸学部のアサダワタル准教授は、「学生たちの柔軟な発想力を活かし、街の隠れた魅力を掘り起こしていきたい」と意気込みを語る。若者の感性が都市の未来をどう変えていくのか、その成果に期待が高まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000161.000004703.html