アール・デコ100周年!三菱一号館美術館とランバンが贈る、丸の内の3日間限定アート体験
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東京・丸の内の三菱一号館美術館で、2025年10月から2026年1月にかけて開催される「アール・デコとモード」展。この展示会に合わせて、丸ビル1Fのマルキューブでは、アール・デコ博覧会100周年を記念したポップアップストア「ART DÉCO et LANVIN」が3日間限定でオープンする。
今回の企画は、美術館の展示とポップアップストアを巡る"丸の内で体験するアール・デコな3日間"として注目を集めている。美術館では1920年代のジャンヌ・ランバンのドレスを鑑賞し、その後マルキューブで現代的に解釈されたアール・デコを体験できる。さらに、美術館で配布されるフライヤーと展示会の半券を提示すると、限定ステッカーがもらえるという特典も用意されている。
ポップアップストアでは、中村圭佑氏率いる設計事務所DAIKEI MILLSとのコラボレーションにより、現代的な手法を用いた構造体にアール・デコを学ぶコンテンツが組み込まれた空間が展開される。また、ミュージアムショップ「Store 1894」では、アール・デコ博覧会100周年を記念した限定商品も販売される。
「アール・デコとモード」展では、京都服飾文化研究財団(KCI)のコレクションを中心に、約310点の作品が展示される。ポワレやランバン、シャネルなど、パリの一流メゾンが生み出したドレスには、アール・デコ特有の幾何学的で直線的なデザインや細やかな装飾が施されており、100年前の「モード」の魅力を存分に味わうことができる。
三菱一号館美術館は2025年4月に開館15周年を迎えたばかり。19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする企画展を年3回開催しており、今回の「アール・デコとモード」展もその一環だ。赤煉瓦の建物自体が1894年に建設された「三菱一号館」を復元したものであり、歴史的な価値も高い。
アール・デコという革新的なデザイン様式が100年の時を経て、現代的な解釈とともに丸の内に蘇る。美術、ファッション、建築が融合したこの3日間限定のイベントは、アート愛好家だけでなく、都市の歴史や文化に興味がある人にとっても見逃せない機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000030575.html