公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

藤田嗣治生誕140周年!軽井沢とランスを結ぶ奇跡の芸術書、ついに発売

タグ
報道発表
プレスリリースより

世界的に名高い画家、藤田嗣治の生誕140周年を記念し、株式会社世界文化社から待望の一冊が登場する。『藤田嗣治からレオナール・フジタへ 祈りへの道』と題されたこの書籍は、2025年10月3日に発売される。

本書は、日本の軽井沢安東美術館とフランスのランス美術館という、フジタゆかりの二つの美術館を結ぶ芸術の架け橋となっている。軽井沢安東美術館は、フジタ作品を専門に展示する私設美術館として知られ、一方のランス美術館は、ヨーロッパで有数のフジタコレクションを誇る。

特筆すべきは、この企画によってランス美術館から44点もの作品が初来日を果たすことだ。中でも注目を集めているのが、「聖母子像」のエスキースと油彩の運命的な出会いである。これらの貴重な作品群が一堂に会する様は、まさに美術ファンにとっての夢の競演と言えるだろう。

本書は、パリでの活躍から晩年の宗教画に至るまで、フジタの芸術人生を丹念に追っている。「パリをめざして」「洗礼の日」「聖母子像の制作とランス大聖堂への献納」など、章立てからもフジタの人生と芸術の変遷が垣間見える。

また、フジタの代表的なモチーフである少女の絵から宗教画への移行過程や、晩年の大作「ランス平和の聖母礼拝堂」の建立に至るまでの軌跡も詳細に記されている。美しい図版と共に、フジタの芸術世界を深く理解することができる一冊となっている。

B5変型判、160ページの大ボリュームで、定価は2,970円(税込)。芸術の秋に相応しい、見応え十分の一冊が誕生した。美術愛好家はもちろん、フジタの人生に興味を持つ読者にとっても、必携の一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002142.000009728.html