闘病中の子どもたちに「わくわく」を!メタバース美術館第2弾、クラウドファンディング開始
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病気と闘う子どもたちに「わくわく」を届けるプロジェクト「WonderMeta(ワンダーメタ)」が、第2回メタバース美術館の実現に向けてクラウドファンディングを開始する。2025年9月29日から11月23日まで、目標金額1,800,000円の達成を目指す。
WonderMetaは、小児科医や教育者、NPO代表らで構成されるチームが立ち上げたプロジェクト。小児慢性特定疾病と向き合う子どもたちの作品を、メタバース空間で展示する美術展を企画・運営している。今回のクラウドファンディングは、第2回目の開催に向けた資金調達を目的としている。
注目すべきは、公式アンバサダーに就任した岸谷蘭丸氏の存在だ。自身も小児リウマチの経験者である岸谷氏は、「病気と向き合う子どもたちの気持ちが痛いほどわかります」と語り、プロジェクトへの強い思い入れを示している。
第1回メタバース美術展は大きな反響を呼び、専用アプリのダウンロード数は初期目標の2倍を達成。病室や自宅にいながら、子どもたちが作品を通じて社会とつながる機会を提供した。来館者からは、病気や入院の有無に関わらず、多くの共感の声が寄せられたという。
WonderMetaが目指すのは、子どもたちが創作活動を行い、その作品がメタバース空間で展示され、評価され、さらにはグッズ化されるという一連のサイクルの実現だ。これにより、長期療養中の子どもたちに社会とのつながりを感じてもらうことを目的としている。
小児慢性特定疾病は、20歳未満の子どもの病気のうち、慢性的で生活の質を長期にわたって低下させるものを指す。小児がんや腎臓病など、約850の病気が含まれる。これらの病気と闘う子どもたちは、症状や治療だけでなく、孤立感や学習機会の減少といった課題にも直面している。
WonderMetaの取り組みは、新しい技術を活用して、これらの課題に一石を投じようとするものだ。メタバース空間という新たな舞台で、子どもたちの創造力を育み、社会とのつながりを維持する。そして、その活動を通じて、病気と向き合う子どもたちに「わくわく」を届けようとしている。
クラウドファンディングの詳細や、プロジェクトの進捗は、WonderMetaの公式LINEアカウント(@wondermeta)で随時公開される予定だ。病気と闘う子どもたちに「わくわく」を届けるこの挑戦に、多くの人々の支援が集まることが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000159599.html