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福島の米焼酎「ねっか」が世界を魅了!ミラノ酒チャレンジで最高賞ダブル受賞の快挙

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報道発表
マニフィカ賞を受賞した「ばがねっか」と「奥会津ねっか」(プレスリリースより)

福島県只見町の米焼酎「ねっか」が、国際的な酒類コンペティション「Milano Sake Challenge 2025」で快挙を成し遂げた。「ばがねっか」と「奥会津ねっか」の2種類が、それぞれ米焼酎部門とエイジド焼酎部門で最高賞「マニフィカ賞」を受賞したのだ。

ユネスコエコパークに認定された自然豊かな只見町で、自社圃場の酒米と清らかな水を使用し、低温発酵と独自の低温蒸留技術で造られる「ねっか」。その味わいは、世界のソムリエや酒類専門家、シェフたちで構成される審査員から「こんなおいしい米焼酎は、はじめて」「とてもバランスがよい」と高く評価された。

「ばがねっか」は、日本酒の吟醸酒と同様に米を60%まで精米し、リンゴのような吟醸香が特徴的な贅沢な米焼酎だ。一方の「奥会津ねっか」は、3年以上木樽に貯蔵され、バニラ香と華やかな吟醸香が米の旨味と共に口の中で広がる逸品である。

この快挙の背景には、地域を守り未来につなげたいという思いから立ち上がった4人の米農家と1人の醸造技術者の熱意がある。彼らは2016年から米焼酎「ねっか」の蒸留を開始し、美しい田園風景の保全と冬季の雇用創出を実現してきた。

さらに、ねっか奥会津蒸留所はJGAP認証を取得し、環境に配慮した持続可能な農業を実践。ノンプラスチック肥料の使用や、蒸留所の電力を再生可能エネルギーに切り替えるなど、環境負荷の低減にも積極的に取り組んでいる。

福島の地で育まれた「ねっか」は、伝統と革新を融合させながら、世界に挑戦し続けている。この受賞を機に、日本の米焼酎の魅力が世界中に広がることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000053714.html