23区初!墨田区が総合芸術祭「すみだ五彩の芸術祭」を2026年に開催 - 地域の魅力を芸術で再発見
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墨田区が2026年9月から12月にかけて、区主催では23区初となる総合的な芸術祭「すみだ五彩の芸術祭」を開催することが発表された。この芸術祭は、墨田区の多彩な魅力を芸術を通じて表現し、地域や人々の魅力、そしてすみだに暮らす喜びを再発見することを目指している。
芸術祭のテーマは「すみだの五彩」。墨田という文字に含まれる「墨」から着想を得たこのテーマは、水墨画で多彩な世界を表現する「墨に五彩あり」という言葉にちなんでいる。コンセプトは「発気揚々」で、相撲の「はっきよい」の語源ともいわれるこの言葉には、芸術を起点に誰もが居心地よく過ごせる地域を創造していこうという思いが込められている。
芸術祭では、地域の歴史的建造物での現代アート展示や、すみだの人々にフォーカスした写真展、本所七不思議をテーマにしたパラレルワールド体験、ツアー形式の演劇作品、新作ダンス公演など、多彩なプログラムが予定されている。また、立川志の輔の創作落語をベースにした特別公演も行われる予定だ。
さらに、芸術祭に先立つプレイベントとして、2025年10月に「すみだのうわさプロジェクト」や「すみゆめ踊行列」が開催される。これらのイベントを通じて、地域の歴史や文化に触れる機会が提供される。
芸術祭の特徴として、地域との連携に重点が置かれている点が挙げられる。地域コーディネーターの起用や公募プロジェクトの実施により、地域住民や団体の積極的な参加を促している。
「すみだ五彩の芸術祭」は、アートを通じてすみだの魅力を再発見し、地域の活性化につなげる新たな試みとして注目を集めそうだ。2026年の開催に向けて、今後の展開が期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000169205.html