公募ガイド2025年秋号の見どころをちょっと出し!
- タグ
- 雑誌見どころ


担当編集より
2025年後半、NHKの朝ドラ『ばけばけ』で大注目の小泉八雲は、怪談を収集し、再話創作した明治の文豪だ。もともとの名はラフカディオ・ハーン。東京帝大講師でもあり、エリートの印象もあるが、その生い立ちは不幸だった。
今回はこの八雲の人物像と功績、妻セツとの関係について概観していく。
そのほか、古典から現代までさまざまな「怪談」を発掘。
怪談研究家・吉田悠軌さん選、教養としての怪談ガイドも!

-
怪談研究家
吉田悠軌 Yoshida Yuki
怪談は「幽霊がでる話」?
それは大きな誤解だ。怪談の定義とは?
有り得べからざる不思議な話であり、そうした話を人々が語り合う行為。不思議な体験を誰かがして、体験談として誰かに語る。これが怪談だそう。
よく「幽霊が出てくる話なんでしょ」と誤解されるが、幽霊が出てくる話は非常に少ない。割合でいえば、1割もないという。怖い話をリアルに書く技術を、作家で怪談師でもある吉田悠軌氏が徹底伝授。
怪談に限らず、創作者必見の、ストーリーを面白くするヒントがここにある!

-
01
夫婦二人三脚で生まれた怪談たち
『怪談』などで有名な明治時代の文豪・小泉八雲と、その妻・セツを描く2025年9月30日スタートのNHK朝ドラ『ばけばけ』。小泉八雲の生涯、作品の生まれた背景、そして彼の有名な『怪談』。その裏には物語好きのセツと八雲の運命的な出会いがあった。
知れば朝ドラがきっと、もっと、楽しめる!
-
02
吉田悠軌選。八雲の隠れた名作3選
「耳なし芳一」「雪女」「むじな」「ろくろ首」。
小泉八雲ときいて思い浮かぶ有名な作品はこのあたりではないだろうか。
今回、怪談を研究し、ご本人も怪談師として活躍する吉田氏に、有名じゃないけれど隠れた名作怪談を聞いた。 -
03
第2特集:伏線、何をどうする?
今回は伏線の張り方について具体的に解説!
掌編小説、長編小説、映画やドラマシナリオ、漫画……ストーリーをつくる人にとってはどれをとっても知っておきたいのが「伏線」というテクニックだ。
そもそも伏線とは何か? なぜ伏線を張るのか? 伏線の種類は?
実践を交えて、徹底解説!

公募ガイド 2025年秋号
- 種類
- 雑誌版
- 金額(税込)
- 880円
- 支払方法
- コンビニ, カード