「うまくいかなくてもいい」元気のない絵本作家が贈る、心が軽くなるお悩み相談本
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人気絵本作家ヨシタケシンスケが、新たな一面を見せる。2025年10月3日、白泉社から発売される『お悩み相談 そんなこともアラーナ』は、著者自身の「元気のない」視点から、読者の悩みに寄り添う一冊だ。
ヨシタケシンスケと言えば、『りんごかもしれない』などのユニークな絵本で知られる作家。しかし今回の著書では、「元気のない歴50年」を自称し、ネガティブな側面を前面に押し出している。そんな彼が提案するのは、「楽しいあきらめ方」「美しい逃げ方」だ。
本書の特徴は、「うまくいくはずだ」という前提を疑うことから始まる。これは、多くの自己啓発本とは一線を画すアプローチだ。ヨシタケは「まあ、そんなこともアラーナ!」という受け入れ方を推奨し、読者に新たな視点を提供する。
連載時から「心が少し軽くなった」「頑張りすぎなくていいんだ」という声が寄せられ、多くの読者の共感を得ている。自分の悪いところばかり見てしまう、夢がない自分に落ち込む、年を取るのが怖いなど、誰もが抱える悩みに対し、ユーモアを交えながら独自の解決法を提示している。
さらに、本の発売に合わせて、東京都内の地下鉄20駅でヨシタケ描き下ろしのポスターが掲示される。各駅の利用者をイメージしたユニークな広告は、通勤・通学の人々の目を引くことだろう。また、全国14店舗の大型書店には「お悩み相談ポスト」が設置され、読者とヨシタケの交流の場となる。
『お悩み相談 そんなこともアラーナ』は、現代社会のプレッシャーに疲れた人々に、新しい視点と安らぎを与える一冊となりそうだ。ヨシタケシンスケの独特の世界観と、「頑張らなくてもいい」というメッセージが、多くの人の心に響くことだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002033.000046848.html