北欧陶芸の巨匠たちが集結!代官山で「RESONANCE」展開催、20世紀スウェーデン陶芸の魅力に迫る
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代官山のLURF GALLERY(ルーフギャラリー)2Fにて、20世紀スウェーデン陶芸を代表する3人の巨匠による展覧会「RESONANCE」が2025年10月17日から11月3日まで開催される。この展示会は、北欧デザインの中心地であるグスタフスベリ製陶所の黄金期を築いたヴィルヘルム・コーゲ、ベルント・フリーベリ、スティグ・リンドベリの作品を一堂に会する貴重な機会となる。
3人の作家は、それぞれ独自の個性を持ちながらも、師弟関係を通じて結びつき、北欧陶芸に新たな展開をもたらした。コーゲの重厚な造形、フリーベリの精緻なフォルム、リンドベリの自由で装飾的な表現は、素材と造形への探究心と釉薬の試みによって生み出された。これらの作品群は、モダニズム工芸の象徴として今日まで国際的に高く評価されている。
本展は、1945年に開催された3人展を「RESONANCE(共鳴)」というテーマで現代に再現するものだ。過去から現在へと響き継がれる工芸の魅力を、来場者に体感してもらうことを目的としている。
展覧会に合わせて、10月18日にはトークセッションとオープニングレセプションも予定されている。トークセッションでは、デザインや陶芸に造詣の深いゲストを迎え、北欧陶芸の魅力や3人の作家の功績について語り合う。
グスタフスベリ製陶所は、1825年にスウェーデンに設立された陶磁器メーカーで、特に第二次世界大戦後、コーゲをアート・ディレクターに迎えたことで大きな転換期を迎えた。その後、フリーベリやリンドベリなど多くの優れたデザイナーや陶芸家が活躍し、北欧モダンデザインの象徴的存在となった。
この展覧会は、北欧デザインや陶芸に興味がある人はもちろん、芸術や文化に関心のある方々にとっても見逃せない機会となるだろう。20世紀スウェーデン陶芸の魅力に触れ、3人の巨匠たちの作品が織りなす世界観を体験できる貴重な機会となることは間違いない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000099139.html