お寺×若者の共創で地域を変える!「GENE PROJECT」が日本最大の地域経済アワードで快挙
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名古屋市の株式会社レジスタが運営する「GENE PROJECT」が、三井不動産とNewsPicks Re:gionが主催する「POTLUCK AWARD 2025」の最終審査ファイナリストに選出された。全国から100件以上の応募があった中で、12件のうちの1つに選ばれるという快挙だ。
GENE PROJECTは、お寺を「地域資源の編集ハブ」として再定義し、地域の課題解決と新しい価値創造を目指す取り組みだ。全国に7万7千以上ある寺院の約3割が運営に困難を抱え、7割以上が後継者不在に不安を感じているという現状に対し、お寺の持つ豊かな資源を活用する新しいモデルを提案している。
このプロジェクトでは、寺院が空間とストーリーを提供し、地域の挑戦者がアイデアを持ち込み、市民や来訪者がそれを支える三層循環モデルを構築。これにより、文化と経済の両面で持続可能な地域社会の形成を目指している。
実績として、東海エリア最大級のアンティークイベント「名古屋アンティークマーケット」では年間約2.8万人が来場し、出店者の売上は2.1億円を突破。また、14年以上続く「暮らしの朝市」では年間約500店舗が出店し、2.3億円規模の売上を記録している。
さらに、GENE PROJECTは寺院とのネットワーク拡大にも力を入れており、現在100以上の寺院がプラットフォームに登録。200名を超える若者コミュニティと、SNSで合計8万人を超えるフォロワーが、プロジェクトの推進力となっている。
株式会社レジスタの上田光太郎氏は「私たちは『離れられないまち』から『離れたくないまち』へ──そんな未来を、お寺を起点に仲間と共に築いていきます」と語る。
POTLUCK AWARD 2025の最終審査会は、2025年10月7日に東京ミッドタウン八重洲で開催される。GENE PROJECTが、日本の地域経済に新たな風を吹き込む可能性に、注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000154023.html