写真と絵画が織りなす新たな宇宙!銀座で「遠い近さ」展が開催
- タグ
- 報道発表


銀座の中心地で、写真と絵画が融合した斬新な展覧会が開催される。HERALBONY LABORATORY GINZA Galleryにて、2025年10月24日から11月24日まで行われる「遠い近さ」展は、写真家・松岡一哲と福祉施設「やまなみ工房」の作家たちによる共同制作の成果を披露する。
本展では、松岡一哲が長年撮りためてきた作品と、やまなみ工房を訪問して撮影した新作写真が展示される。さらに注目すべきは、松岡の写真に対して、やまなみ工房の作家たちがドローイングを重ねるという独特の制作プロセスだ。この「応答」によって生まれた作品群は、まさに写真と絵画の対話を体現している。
参加作家には、吉田陸人、井野友貴、大路裕也、NANAの4名が名を連ねる。彼らの個性豊かな表現は、松岡の写真と融合することで、新たな芸術的次元を切り開く。展示作品を通じて、「見る」「つながる」「存在する」という根源的な問いが浮かび上がり、鑑賞者の心に深い印象を残すことだろう。
松岡一哲は本展について、「遠いまま、近く。言葉で言うのは不可能だけど、無理矢理言うなら、永遠に近いかたちで、懐かしくも、未知な色で、分かり合える」とコメントしている。この言葉は、展覧会のコンセプトを端的に表現しており、鑑賞者の期待を高めるものだ。
また、展覧会期間中には関連イベントも予定されている。10月23日のオープニング・レセプションを皮切りに、11月1日には松岡一哲と作家の吉田陸人、井野友貴による対談トークイベントが開催される。これらのイベントは、作品の背景や制作過程をより深く理解する貴重な機会となるだろう。
「遠い近さ」展は、アートの新たな可能性を探求する意欲的な試みだ。写真と絵画という異なるメディアの融合、そして障害のある作家たちとのコラボレーションによって生まれる作品は、従来のアートの枠を超えた新しい表現を提示する。芸術愛好家はもちろん、新しい文化体験を求める人々にとっても、見逃せない展覧会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000474.000039365.html